用語集:環境用語解説
環境ホルモン
(内分泌攪乱化学物質)
生物の生殖機能を乱すホルモン作用のある物質で、オスのメス化、ペニスの 発育不全、生殖器の奇形、精子の減少に影響があるとみなされている。 ダイオキシン、PCB、殺虫剤(DDT、パラチオン)、除草剤、農薬等、約70種の 化学物質が汚染との関連を指摘されている。
環境リスク
土壌汚染や水質汚濁などの企業の生産・販売活動に伴い発生する可能性のある 環境面でのリスクのこと。具体的には汚染発生による現状回復費用や住民補償、 企業の社会評価の低下などの損失を意味する。
環境会計
省エネルギーや廃棄物削減ばどの環境保全対策に投入した費用と、その対策 による経済削減効果を算出したもの。1980年代後半から欧米の企業が導入、 日本では1999年に富士通、ソニーが公表に踏み切った。
SRI
(社会的責任投資)
環境保全をはじめ、女性の自立や、少数民族の支援、人権への責献、健康への 取り組みや反戦など、社会的に高い論理観をもって活動する企業を選別して 投資すること。
グリーン購入
グリーン・コンシューマーを参照
グリーン・コンシューマー
(緑の消費者)
環境への負荷が少ない製品やサービスを優先的に購入すること。 製品やサービスの選択に当たっては、資源の採取から廃棄までの すべての製品ライフサイクルにおいて環境負荷が小さいこと、 環境保全に積極的な事業者により提供されること、などを重視する必要がある。
バイオマス
農産物や食品廃棄物、家畜の糞尿、生ごみなどの有機物を利用するエネルギー。 タイでは、もみ殼やゴム木の廃材を利用する発電所を計画中。
ビオトープ
ギリシャ語でBios(生命)+Topos(場所)「生命が住む場所」と言われていたもので、 これがドイツ語のBio(生き物)+Top(場所)と同じく意味をなすことから Biotopの言葉となった。ドイツ語の合成語。
生き物が住める生態的空間を、保護し、保全して復元・創出することが ビオトープ事業と呼ばれている。 森林生態系や河川生態系、海洋生態系などが、それぞれ一つのビオトープとしてとらえることが出来きる。
デポジット制
製品本来の価格に容器の預かり金を上乗せして販売し、使用後に容器を所定の場所に戻したときに 預かり金を返却することをデポジット制と言う。 デポジット制ではビールビンが90%以上の回収率を誇るとも言われる。 回収したビンは洗浄後再利用(リユース)される。
しかし、缶、PETボトルは、デポジット制を採用しておらず、回収は自治体が行う。 このため、回収率がなかなか上がらず、回収された容器はリサイクルに回されるか、 焼却・埋め立て処分され、ほとんどリユースされていないのが現状である。
リターナブルびん
リターナブルびんとは、ビールびんをはじめ、牛乳びんや一升びんなど、洗って繰り返し使用できるびんのことをいう。 「リユース」や「生きびん」と呼ばれることもある。 ごみ減量や資源・エネルギーの節約に有効な容器だが、ワンウェイ容器の使用の拡大に伴い、最近は減少の傾向にある。
レッドデータブック
国際自然保護連合(IUCN)によって1966年から発行されている 「全世界の絶滅のおそれのある動植物のリスト」。 表紙が赤いことから、「レッドデータブック」と呼ばれるようになった。 野生動植物を保護するための生息状況に関する基礎的な資料が掲載されており、 日本国内では、1989年に植物について、1991年に動物について、 多くの学者や自然愛好家の協力を得て日本版レッドデータブックが作成された。 この調査により、日本の野生動植物全体の10パーセント以上が 絶滅の危機に瀕していることがわかっている。
海水位上昇
地球上の気温が上昇すると、海水の膨張や氷河が溶け出すことで海面の水位が上昇する。
熱帯雨林減少
森林伐採や焼畑農業は、その地域に生息する多くの生物に絶滅の危険性をもたらすだけでなく、 森林破壊によって森林中に蓄えられていた炭素が大気中に放出され、地球温暖化を加速させる 可能性がある。
砂漠化
砂漠化の進行は、気候の影響のほかに、草地の再生能力を超えた家畜の放牧や過度の土地耕作、 薪炭材の過剰な採取によることが大きい。
酸性雨
化石燃料の大量燃焼で排出された硫黄酸化物(SOX)や、窒素酸化物が大気中で硫酸、硝酸へ 変化し、雨に取り込まれて酸性雨(PH5.6以下)となり降下する。
オゾン層の破壊
オゾン層が破壊され、太陽からの有害な紫外線を浴びると、皮膚ガン、白内障、免疫障害などを 引き起こす。
フロン
オゾン層破壊作用物質で、冷蔵庫やエアコンの冷却用、スプレー類の発射剤用などに使用されてきた。
土壌汚染
カドミウム、ヒ素、銅などの有害物質による土壌の汚染。農用地の汚染により、食物連鎖を通じて 人体への影響が問題となっている。
ISO14001
環境管理の国際水準化機構
ウイーン条約
オゾン層の保護対策を盛り込んだ条約。
モントリオール議定書
オゾン層を破壊するフロンやハロンなどの物質の生産量と消費量を段階的に 削減することを規程したもの。
ワシントン条約
絶滅の恐れのある種の国際取引に関する条約
バーゼル条約
有害廃棄物の越境移動投棄を禁止した条約。
ロンドン条約
廃棄物等の投棄による海洋汚染を防止する条約。
オノ条約
鹿児島の建設廃材は、エコフロント西部と小野リサイクルセンターで処理 しようという条約。(あ、これは冗談 (^^;) )